整形外科

主に、骨・関節・筋肉・腱・神経などの運動器に生じる外傷・疾病を対象としています。
例えば、転んでぶつけた・捻った・骨折したなどの外傷。スポーツをやり過ぎた後に足や膝が痛くなったなどオーバーユース(使いすぎ)によるもの。また、年齢とともに徐々に膝が痛くて階段がつらいといった機能障害、腰から脚まで痛くてしびれるなどの変性によるものなどの治療を行っております。

こんな症状はありませんか?

次のような症状があり、「いままでできていたこと」ができなくなったなど、困ったことがございましたら整形外科までご相談ください。

  • 関節が痛い
  • 手足がしびれる
  • 動きが悪い
  • 歩きにくい

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症とは?

骨の強度が低下して、骨折しやすくなることを言います。骨の強度は7割が骨密度(カルシウムの量)、3割が骨質(骨代謝や骨の微細構造)で決まると考えられています。
現在骨質を測る方法は確立されておらず、骨密度から骨の強度を判定します。

骨粗鬆症になると、手首の骨、背骨、肩や股関節の付け根などで骨折し易くなり、日常生活動作が大きく影響を受け、場合によっては寝たきりの可能性も出てきます。

骨粗鬆症の原因には原発性と続発性がありますが、原発性骨粗鬆症の多くは閉経後骨粗鬆症といって加齢と共にどの方も調べる必要があります。さらに、男女とも50歳以上、低体重、骨折の既往、過度のアルコール摂取、喫煙、運動不足、偏った食事、大腿骨近位部骨折の家族歴、などもその危険因子となります。

日本では骨粗鬆症に対する認識が未だ充分でなく、検診受診率も欧米より低いため、しばしば「いつのまにか骨折」となって初めてご自身の骨の状態を知る方も少なくありません。 また、骨折後に骨粗鬆症の診断がついても、治療薬の投与、継続率が諸外国に比べまだまだ低いのが現状です。

治療薬もカルシウム剤とビタミンDだけの時代から、今では骨吸収抑制剤、骨形成促進剤と進歩しており、個々人に合わせた治療が可能となってきました。

人生100年も夢物語ではなくなった今、出来る限りQOLを維持した生活を続けるためご自分の骨の状態を知って頂き、より良い老後のお手伝いが出来ればと、考えております。

関節リウマチの治療

手指や手首、膝、足首などの全身の関節の痛みや腫れが2週間以上続く場合は若年から高齢者までリウマチの可能性があります。リウマチ治療薬の開発は近年大きく進歩しており、早期発見をすることで関節の変形が生じる前に回復(寛解)することが出来ます。

 

内服薬で効果が乏しい時はより強力な注射治療(生物学的製剤)も使用しております。妊娠中の胎児や高齢者にも副作用のない薬を選択できますのでご安心ください。薬で関節変形を抑えられず手術が必要となるケースは最近減少していますが、必要かつご希望があればご相談に応じております。経済的なご心配があれば身体障害者の申請をお勧めし、適宜書類作成も可能です。

当院では複数のリウマチ専門医が最新の知見を取り入れつつ診療しております。
火曜日、水曜日、土曜日の症例数の豊富な担当医が予約制をとっておりますので安心して受診にお越しください。
スタッフは日々患者さんのお気持ちに寄り添えるよう、親切かつ丁寧に対応することを心がけております。

関節外科、肩、膝、スポーツ整形の治療

毎週木曜日午後に、山中医師が担当し、腱板断裂に対する腱板縫合術、肩関節脱臼に対する制動術、半月板断裂に対する半月板切除術など、関節鏡を用いた低侵襲手術を主に行っています。
また、変形性関節症によって痛みの強い方には、人工関節置換術(肩関節、股関節、膝関節)も施行しています。

リハビリテーション

リハビリテーション部門では365日リハビリを実施しております。術後のみならず、保存療法においてもリハビリは重要です。通院、入院ともに若く活気のあるリハビリスタッフが機能回復のお手伝いをします。運動器リハビリテーション(Ⅰ)の施設基準を満たしています。

検査・診断方法

MRI 肩、膝、脊椎、筋肉内、皮下の病変には特に診断能力は高く、整形外科では活用されています。
CT 3D(3次元)CTにて、骨の形状や骨折部の立体画像を撮影し手術に役立てています。
エックス線一般撮影
(レントゲン検査)

休診代診

現在、予定されている休診はありません。

担当医表

夜 間・休日診療のご案内

整形外科・リウマチ科

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女性医師

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午前

池田 三香

池田 三香

山中 力仁

3/28 休診

山中 力仁

3/29 休診

巻島 由紀子

3/2・3/9・3/23 診療

午後

池田 三香

山中 力仁

3/28 休診

山中 力仁

3/29 休診

所属医師

池田 三香 (いけだ みか)

整形外科、リウマチ科

専門分野 整形外科・リウマチ科
略歴 平成2年 東京女子医科大学 卒業
平成3年 都立広尾病院整形外科
平成4年 ゆきぐに大和病院
平成5年 虎ノ門病院
平成6年 東京女子医科大学 膠原病リウマチ病風センター
資格
  • 日本整形外科学会認定医
  • 日本リウマチ学会認定医
その他
  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会

巻島 由紀子 (まきしま ゆきこ)

整形外科、リウマチ科

専門分野 整形外科・リウマチ科
略歴 平成6年 東京女子医科大学 卒業
平成6年 横浜市立大学
平成8年 東京女子医科大学付属 膠原病リウマチ病風センター 入局
平成8年 町立ゆきぐに大和総合病院
平成12年 東京女子医科大学付属 膠原病リウマチ病風センター 帰局
平成14年 斎藤記念病院
資格
  • 日本整形外科学会専門医
  • リウマチ認定医
  • 運動器リハビリテーション認定医
  • 日本リウマチ財団登録医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
  • 難病指定医

山中 力仁 (やまなか りきと)

整形外科、肩・肘関節専門外来

木曜日・金曜日に診察を担当しております。全ての整形外科疾患に対応できるよう日々研鑽しておりますが、名古屋勤務時代より肩・肘関節、スポーツ、骨粗鬆症に対して特に力を入れております。肩・肘関節に関して専門的な診察をご希望の方は、検査機器の関係上、金曜日午後での診察をお勧めいたします。ご予約時に金曜日の午後の予約を希望される旨をお伝えください。また、前医での紹介状・画像のCD-ROMがある方は、当日ご持参いただけると幸いです。
骨粗鬆症に関しても、定期的な検査・採血を施行することで、お一人お一人に合致したオーダーメイド治療をご提案いたします。

*リバース型肩人工関節とは、従来の解剖型肩人工関節に伴う挙上制限などの問題点を解決した肩人工関節です。日本では、2014年に導入された比較的新しい人工関節になります。 一定数以上の肩関節手術を担当した実績や、講習会受講など日本整形外科学会の定めるガイドラインで要件を満たした医師が施行することができる人工関節になります。

専門分野 整形外科
略歴 平成27年 岡山大学医学部医学科 卒業
平成27年 名古屋徳洲会総合病院(初期研修医)
平成29年 行徳総合病院 整形外科
平成31年 神戸百年記念病院 整形外科 病棟管理部長
資格
  • 日本整形外科学会専門医
  • リバース型肩人工関節認定医
  • JATEC Provider
  • 日本医師会認定産業医
その他
  • 日本整形外科学会
  • 日本肩関節学会
  • 日本骨粗鬆症学会

診療科

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